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ジャッキー/ファーストレディ 最後の宿命

2016年/アメリカ・チリ・フランス合作

監督:パブロ・ラライン(制作にダーレン・アロノフスキー

出演:ナタリー・ポートマンピーター・サースガード、グレダ・ガーウィグほか


JACKIE | OFFICIAL TRAILER | FOX Searchlight

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ケネディ大統領が暗殺されたあと、ナタリー・ポートマン扮するファーストレディ・ジャクリーンが情緒不安定になりながらいろいろ対応する映画。

前情報をなにも知らない状態で観に行ったので、ジャッキーの半生を綴る映画なのかと思っていたら、本当にケネディ大統領が暗殺されたあとの数日?くらいの激震を描いたストーリーだった。実際の映像を交えながら映画はすすみ、わたしは学も無く歴史に詳しくないので暗殺された背景や政治的事情を知らず、知識のあるひとはもっと納得しながら観れたんだろうな、と恥ずかしい気持に…。

それにしてもナタリー・ポートマンは情緒不安定な役柄がとてもいいですね。かなしい顔のとき、眉毛がほんとに悲しそうにUの字になるし、それでいて気の強さ、女性的なご乱心っぷりがよく伝わってきた。

実際のジャクリーン・ケネディがどういう人生を送ったのか気になり、事件についてちょっと調べてみようかなと思います。ダーレン・アロノフスキーナタリー・ポートマンと合うんだろうか、キャスティングの権利を持っていたかは知らないけど。

<メモ>

・当たり前だけど大統領が死んだら、ホワイトハウスを追われるんだなぁ。住ませてあげたらいいのに。

・お子たちの学費のために家財を売り払う、というシーンがあったけどそんなに生活が苦しくなることがあるんだろうか。政府に一生涯保証されそうだけども、この映画によるとリンカーン大統領の奥さんも生活苦に陥ったそうだが、そこの仕組みもよくわからない。

ホワイトハウスを去るまえに、高価なお酒を飲んだり薬を飲んだりタバコを吸ったりしながら、これから処分するであろう豪華絢爛なドレスや宝飾品やハイヒールをとっかえひっかえ着たり脱いだりするシーンがあり、胸が一番傷んだのはそこだった

・自分の無知さが嫌になります。