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インセプション

2010年/アメリカ

監督:クリストファー・ノーラン

出演:レオナルド・ディカプリオエレン・ペイジ渡辺謙ジョセフ・ゴードン=レヴィットほか


映画『インセプション』予告編

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どういう夢にするかみんなで計画して一緒に寝てがんばる映画。

始まって40分くらいまでは全く何が起こってるのか分からなくて入り込めないです。そして、中盤にかけてかなりファンタジーな要素というか、仲間が増えていく過程でアッ私コレ苦手かも…?とファンタジーアレルギーが出てきそうな局面がありヒヤヒヤした(調合師、と聞いたとき観るの辞めようと思った)。また、進行するにつれ後から後から「こんな設定もあるよ」「こんな過去もあったよ」とポロリポロリ出てくる。理解が追いつかないというか、率直に言うとツッコミどころが結構あったのです。

そして、キャストを知らない状態で観たので渡辺謙(斉藤さん)が出ていてビックリ。渡辺謙は全般通して活躍するのですが、日本人としては「斉藤!」「斉藤!」と呼ぶシーンすべてで(斉藤…)と反応してしまい、正体不明の笑いがこみ上げてくるのを止められませんでした。

そして決定的に私の好みに合わなかったのは音楽。アクション映画が好きな人は気にならないと思うんだけど、悲しいシーンで「悲しめ!」と言わんばかりの音楽が流れ、アクションシーンで「鼓動せよ!」と言わんばかりの音楽が流れ、壮大な風景のシーンで「壮大なシーンのために作りました!」とこってり伝わる音楽が流れるこの感じ。ビッグマック食べて旨い!と叫ぶこの感じ。胃もたれしました。

しかしこれは、ものすごく期待値が高い状態で観たので、残念なところがたくさん目についてしまったわけなのです。書き連ねた部分を差し引いても面白い映画でした。まず寝るの大好き人間としてはシチュエーションだけでウヒョ~ってなるし、何よりも圧倒的な映像美!女の子が初めて夢の世界に行ったときに街がチュドーンってなるシーンと、第二階層の無重力ホテルのシーンは圧巻。映画!って感じ。

問題の最後のシーンですが、私には今にも倒れそうに見えました。でも…空港からあんなにスムーズによくわからん所に行ったりして、どうなんでしょうね。うーん、倒れてなかったとしたら、一体どこで…

観終わったあとボーっと回想してしまう映画でした。

■みんなの頑張りをリアルタイムにした動画

観てない方には意味わかんないと思いますが、蒸しパンをギュッと握って一口でガツンと食べるみたいな生産性がある動画です。映画に生産性を求めるのもどうなんだと思いますが

<メモ>

・ディカプリオが狭い壁に入って挟まれるシーンで全く同じ感じのつげ義春の漫画思い出した(追手から逃げてるのも同じだし)

・「マトリックス」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」などを思い出した。

・女子大生の子が会社の後輩にそっくりで「XXさん…頑張れ…!」と応援してしまった

・自分がどんな夢を観るかこうやって計画してくれる人々が居たら楽しいですよね、脳内ポイズンベリーみたいで

・公道で撮影してるからシートベルトきちんとしている。

・頭が悪いため最初の新幹線のシーンが時系列としてどこなのかよくわからなかった。斉藤もぐっすりインセプションしてたけどなぜ…そして機械を操っていた日本人の男の子は誰?調べてみます。