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観た映画を記録するのみ。感想休止中。

エターナル・サンシャイン

2004年/アメリカ 

原題/Eternal Sunshine of the Spotless Mind RT/1H48min

監督:ミシェル・ゴンドリー

出演:ケイト・ウィンスレットジム・キャリー、キスルテン・ダンスト、マーク・ラファロイライジャ・ウッドほか

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よいシーン

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恋人同士がお互いを大嫌いになって記憶を消したのにまた出会う映画。恋愛映画を装った大変すばらしいSF映画

 「恋愛睡眠のすすめ(2007年)」という映画が大好きで、同じ監督なので観てみました。有名なのであらすじはなんとなく知っていたのですが、ほんとうに心に残りました。冬が好きな人はそれだけで楽しい気持ちになると思います。

人間は、たのしい・つらいに関わらず過去の記憶があるから生きていけるんだと思います。つらいことが待ち受けていると例え解っていても、たのしい瞬間は両手で味わう価値がある。味わうべきである。

話そのものは単純なので特に書くことありませんが、どうしようもない色んな過去のできごとを思い出してあたたかい気持ちにしてくれたり、悲しい気持ちにさせてくれました。

こういう気持ちを、観たひとみんなが持っていて、それでこの映画を好きな人がたくさん(世界中に!)存在している。ということを思うだけで指先から愛が滴り落ちる。滴り落ちすぎてキーボードがピンク色です。

長すぎない点・話が複雑すぎない点がよかったです。

<メモ>

・記憶から逃げているふたりが子どもに戻るところで涙が出た。好きな人の子どものころにいっしょに存在したかった、という欲望を100%の楽しさのみで表現していた。

・なぜか観返したり、また観たいという映画ではありません。これはどういう基準なのか。わたしのなかでいつか解明したいおおきな謎です。

・借りてから観るまでにほぼ1ヶ月かかっており、たいへん価格の高い映画となりました。