グレムリン

1984年/アメリカ 1H48min

監督:ジョー・ダンテ(制作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ

出演:ザック・ギャリガン、フィービー・ケイツ、ホイト・アクストン、フランシス・リー・マッケインほか

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水・光・夜食が駄目ないきものとバトルするかわいい映画。

人生でいちばん最初に「観た」という記憶のある映画。といっても細部まで憶えてないので、かわいいなと思ってまた観ました。

~♬ テテテ・テンテテーン、テテテ・テンテテーン、テテテテ・テテンテテンテーン♬~

80年代アメリカ映画というと、この音楽とゴースト・バスターズが頭で流れてきますよね。

お父さんが「なんとかわいい。息子のクリスマスプレゼントにぴったり」と怪しい中国人から買った(勝手に持って帰った)ギズモ。(とはいえ息子、高校生か大学生かその辺りでぴったりかどうかはよく分かりませんが)とにかく息子も大喜び。そして濡らしちゃダメ、強い光はダメ、12時超えてごはん食べちゃダメ、という全てを破りクリスマスの街がめちゃくちゃになる。という話。

とにかくギズモがかわいい!アーっ!フワーッ!と奇声が止まりませんでした。濡らすと数が増えて、夜中にごはんあげるとメチャメチャ悪いやつになるんだけど、その悪いやつと戦うシーンが漫画っぽくて爆笑。 とくにおかあさんとグレムリンの阿鼻叫喚タイムは息ができないほどの爆笑。あっちが真面目にやってる分、笑いの止め時がない。ミキサーに頭ドーン!電子レンジでバーン!ファンの高速遠心力でグルグルドーン!自動昇降機みたいなやつに座ったおばあさんが勢いよく螺旋階段グルグル窓から空へバーン!書ききれないけど「自分ってこんなんでこんなに笑うんけェ」と客観的に見てやばいぐらいずっと笑ってました。特にグレムリンが、やっぱたまにぬいぐるみ丸出しなんですよね、すッごい軽さで無表情ですっ飛んでたりして、そういう雑さがシュールでツボに入って泡吹きそうでした。

グレムリンたちがみんなで映画館で白雪姫みてるシーンがいちばん楽しかった。「ギズモかわいい」と幼少のころに刷り込まれてたけど、ギズモ(良)が出て来るシーンて全体からみるとそんなに多くないんです。そして小さい頃は、どうしてわざわざ濡らして増やすのか理解できなかった思い出があるんですが…。いま観ると解って、なんかなんとも言えない気持ちになりました。

▼凶暴化した仲間たちにダーツの的にされてるギズモ。かわいそうだけどこんな大きい的を外してあげる優しさと、脚がピーンてしてるのに爆笑した。このあとシームレスにダストシュートに投げ込まれてて(ぬいぐるみ丸出しで)さらに爆笑した

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【追記】ふつーに刺さってますね…

▼ワーナーなのでバックスバニーがたくさん出てきました。このシーンで悪いやつに押し出されてるのはE.T.

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<メモ>

・数え切れないほどの回数、外国製品への批判がある。(批判の批判という立場を取りたいのは伝わった)たった30年前だけど映画の表現ってどんどん変わっていくんだなと感じた。

・色んな映画がTVの画面に映ってて、スピルバーグ感!「オーソン・ウェルズのまねはやめとけ」

・ラスト前にギズモ(良)がラジコン乗り回してるとき、テレビでやってた映画のシーン思い出して自分で自分にウットリしていてかわいかった。彼らの知能は測り知れないものが。

・最後、お前らにモグワイはまだ飼えない、早い、と中国人に回収されていくんだけど、諸刃の剣というか、時代的に色んな事を意味する着地点。そこまで考えないで映画を観られる年齢のうちに観てよかった。

・誰でもいいから子どもと一緒に観たい。観てる顔を見てたい。お子さまのいるご家庭は是非クリスマスに観せてティピカルアメリカンを植え付けてあげてほしいです。