ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-
2007年/イギリス 2H1min
監督:エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジム・ブロードベント、ティモシー・ダルトンほか
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タイトルからして笑いどころ満載なパロディ映画、かと思いきや、ややミステリーとサスペンスから始まる映画。当初日本での公開予定はなかったが、ファンによる署名活動で2008年に実現したそう。
この2人の映画を全部観よう~という試みのなか、これだけ少し評価が低いので気になってました。笑う気満々で観始めたので驚きとともに鑑賞、まぁ殆ど笑ってたんだけども。2人に期待してた「だめだめ感」が思っていた程あんまり無かった。
始まった直後~引っ越すまでのあたりが最高潮に好きな感じだった。編集が楽しい。ずっと半笑いで観ていた。ロンドンの優秀な警察官がいきなり閉鎖的な街への移動を命じられて、街で起こる奇怪な殺人事件を捜査していくうちに驚きの事実が…!そして最後はハチャメチャに!というストーリー。わりと最初のあたりは画面も暗めでセブンを思い出すナ…と思いながら観ていた。(※最初のみ)
作中に有名映画が出てきたり、他の作品にも共通する小道具や編集が満載。アクション警察映画(呼び名がおかしい気がするけど、まぁアクション警察映画)が好きな人はものすごく楽しいんだろうなと思いました。柵飛び越えるとことか、トイレのシーンとか(バン!バン!てなる編集)。この監督の映画、ほんとうに編集が素晴らしく軽快で愉快。同じ台詞が何度も出てくる点も特徴的、気持ちいい。
私はあんまりアクション映画をすすんで観ないので元ネタがイマイチ分からないけど、そういうわかんない人にも親切な映画。B級サスペンス、B級アメリカ映画、B級パロディ映画を「大好きだからていねいに観て・大好きだからていねいに作った」という印象。そして、今まで鑑賞した彼らの作品に共通するんだけど、イギリスへの愛が伝わってくる、どこからかって上手く言えないけど。パブかな…
いま公開順を逆行して観ていってるので、順番に観ていけば良かったなとほんの少し思います。でもこの人達に興味を持ったのはポールのおかげだもんね、ありがとうポール!👽そしてそして、つぎは大人気なやつを観ます。心から楽しみです。
▼アイス。ショーンで食べてたのと一緒だ。終盤で2人で一緒に食べる場面もある。
▼この構図はやっぱり安心します
<メモ>
・”Everything must go=売り尽くし”、的な意味合いだと初めて知った。ゴーストワールドのガレージセールのシーンでイーニドが言うフレーズなんだけど、単純にそのままの意味だと思ってた
▼自分用 アイスの色/戦いでは誰も死んでない