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観た映画を記録するのみ。感想休止中。

LEGO®ムービー

2014年/アメリカ・オーストラリア・デンマーク    100min

監督:フィル・ロードクリストファー・ミラー

声の出演:クリス・プラットモーガン・フリーマンウィル・フェレルエリザベス・バンクス、ほか

音楽:マーク・マザーズボー

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何の変哲もない作業員のレゴ人形が大冒険に巻き込まれる映画。めちゃくちゃおもしろい。一見コマ送りのストップ・モーションアニメのようだが全編フルCGだそう。画面の隅々まで目を動かさないといけない(動かしたくなる)ので、吹替で観たほうがいいような気もするけどやっぱり字幕が面白いので両方で観るとよい映画。

主人公のエメットは、全てがレゴブロックで出来た街、ブロック・シティに住む、ごく普通の建設作業員。彼は毎朝決まった時間に起き、決まった時間に仕事に行くという、きわめてマニュアル通りな暮らしに何の疑問も抱かず、毎日を能天気に過ごしていた。しかしある日、彼は建設現場で見つけた巨大な穴にうっかり落ちてしまい、不思議な世界に迷い込んでしまう。彼はそこで、この世界の住人達から世界を救うことが出来る「選ばれし者」として勘違いされてしまう。エメットは何が何だかわからないまま、邪悪なおしごと大王による世界征服を阻止するべく、マスタービルダーたちと共に冒険の旅に出る。 

とにかく壮大なレゴブロックが圧巻!!

この、レゴたちの生活や街、仕事風景、すべての世界観に触れるためだけにこの映画を観ても決して無駄ではないと思います。

また、いろんな映画やDCヒーローものなどのパロディ(オマージュ)が満載なので、映画に詳しい人はとても楽しいと思います。2001年宇宙の旅とか、バイオハザード、バディもの、記憶喪失系の映画などを思い出しました。エメットが奇跡のパーツに触れるシーンは、もう最高です。笑える感じにパロってあるので、ほんと楽しいです。レゴの世界の人々は、作ってる人間のことを”上のお方”とかって呼んでるんですよ、ほんとすごく面白い世界観。

 話のストーリーもけっこう深くって、レゴの世界は上のお方たちによって作られたものなんだけども、「悪と戦う」という軸が最後にやわらかく傾くというか、「悪を維持するのもたいへん」という会社員目線というか、なんか上手く表現できないけど『家族っていいよね』『個性派ばっかりじゃ仕事進まないよね(これはめっちゃ共感しました)』『マニュアルって大切だよね』『レゴって子どもの玩具だよね』とか色々思う感じになりました。すごく楽しい映画でした。

主題歌がすごく可愛いので観てほしい。

 

*軽いメモです*

ちかごろ、映画の感想を文章で書くのが大変しんどくなってきたので感想のさっぱり化が進むと思います。健康でよい変化だと思ってるのでその時々の体調と自分の指の流れに任せようと思っています。後々読み返したときのために観た映画の情報だけは記録していきたいと思います。