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シェイプ・オブ・ウォーター

 2017年/アメリカ 123min

監督:ギレルモ・デル・トロ

出演:サリー・ホーキンスマイケル・シャノンリチャード・ジェンキンスダグ・ジョーンズオクタヴィア・スペンサーほか

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半魚人とおばさんが恋に落ちて消える映画。

1962年の冷戦下のアメリカ。政府の研究施設で清掃員として働く発話障害の女性のイライザは南米から連れて来られた半魚人を目撃し、少しずつ心を通わせるようになる。そして彼女は彼が実験材料として扱われていることを知る。

予告編に半魚人が出てきてなく、内容もあまり調べずにいたので怪獣ものだという認識が一切ないまま「仄暗い水の底から」みたいなホラー映画だと思ったまま映画館へ行った(アワワ)。

ファンタジーぽいし衣装とか小道具もすごく可愛くて、主人公の家のつくりとかすごいオシャレだし、もっと予告でこの感じ出したら観に来る層も変わるのでは…とか思った。

そして全体的に湿気がすごい。カラッと乾いてるシーンほとんど無かったような気がする。観ながらずっと『湿気すご!』と思っていた。おばさんが働いてる研究所は特にタイル張りだったこともあり、両手にカビキラー持って手伝いに行きたい欲に駆られた。

あんまりファンタジーっぽい映画を観てきてないので、この監督の映画を観るのも初めてだったけど絵本を読んでいるような感覚で観ることができて楽しい時間だった。ミュージカルっぽい演出のところが良かったのと、何より半魚人がめちゃくちゃ可愛かった!瞬きがめっちゃ可愛い!あとオクタヴィア・スペンサーさんの演技がものすごく良かった。

障害があるという点だけかもしれないけど、色あいとか主人公が過剰に無垢である点などでダンサー・イン・ザ・ダークを思い出したりした。うーん、面白かった以外にあまり書くことがないですが、主演のおばさんのオナニーが痛そうなので心配でした。

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