ファイト・クラブ
1999年/アメリカ 139分
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム・カーター、ミート・ローフ、ほか
殴ったり壊したりする組織の映画。チャック・パラニュークによる同名の小説が原作。
初めて観たのは確か中学生ぐらいのときで、そのときメッチャ興奮して大好きになったんです。で20歳前後のときにDVDを買ったのだけど、いつの間にやら何処かへ行ってしまってて(誰かにあげたような気が)。
そんな折に、いつもの町山智浩さんの音声解説を購入して聞いたところ改めて観たくなり、10年ぶりぐらいに再度鑑賞。
観終わった直後、これってもっと面白くなかったっけ・・・?という感情が隠せず、自分で自分に戸惑ってしまった。多感な時期に観たから、物凄い衝撃が残ってたのかも知れないし、つまらない大人になってしまったのかも知れない。ていうかどんな映画も大体そうだけど町山さんがあまりにも楽しそうに話すから本編より解説のほうが面白かったからかも知れない。
とはいえとにかく遊び心がすごい映画ですね。サブリミナル(タイラー・ダーデンが序盤にチラチラ出てきたり)の部分も、ラストの部分もそうだけど、イケアやスタバをコテンパンにこき下ろしてるのが痛快。
2000年当時ってスタバはともかくイケアってそんな知名度無かったような気がするんですが、公開当時はどうだったんだろうか。自分は田舎育ちなのでスタバも知らなかったと思う。