続・猿の惑星

原題/BENEATH THE PLANET OF THE APES

1970年/アメリカ

監督:テッド・ポスト(脚本/ポール・デーン、モート・エイブラハムズ)

出演:ジェームズ・フランシスカス、リンダ・ハリソン、チャールトン・ヘストン、ほか猿など

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このポスターすごくいいですね。

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映画はその時代を映すと言いますが、言うのかどうか知らないけど言いそうだからいま適当に書きましたが、なんていうかそういうことです。

わたしは、戦争や平和について深い哲学を持っていないというか、自分の考えを持つきっかけを人生で得ていないというか。それは悪だとも善だとも恥ずかしいことだとも思っていなくて、平和な人間は平和についての見解を持ってないと思うのです。核兵器を憎み続けてそれを持っている人を非難し続ける生活と、意識しない生活。自分の子孫には後者になってほしいと思います。

逆もまた然りというか、インドの核兵器は「アグニ」という名前がつけられていて、これはヒンズー教で火の神様を意味します。皮肉にも本作品と同じ状況なわけです。彼らの国では長い争いや戦いのなかでいくつもの宗教が生まれ、やり場のない怒りと悲しみを何百万ともいわれる神様が救ってきました。その思想が行きついたところを、どうして否定できましょうか。来世にしか希望を持てない現実を生きている人々から宗教さえもを奪うことを望めますか。危険と思うことは出来ても、他人の信じるものをどうして否定できましょうか。みんな普通に出来るんでしょうか。アメリカ人は出来るんでしょうか。

これらの映画が世に出てたった50年ぱかしです。人間は何処へいくのでしょうか。

 

それはそれとして、「猿の惑星」シリーズをまとめますと

猿の惑星(1968年) ←Done!
②続・猿の惑星(1970年) ←Done!
③新・猿の惑星(1971年)
猿の惑星・征服(1972年)
⑤最後の猿の惑星(1973年)
猿の惑星: 創世記(2011年)
猿の惑星: 新世紀(2014年)
猿の惑星:大戦紀(2017年公開予定)

※⑤と⑥のあいだ、2001年にいわゆる「ティム・バートン版」というリメイク映画があるわけですが、観ない予定なので記憶から消し去りますが、未公開も含めてあと6作品あるんですね。つまりこれから70年代公開ぶんを怒涛の3連続視聴するわけです。

余暇の使い方はさまざまですが、2011年版に入った時の見ごたえがアップすると信じてこれから見続ける私はド変態だと思います。

どれがどれだったか忘れてはいけないので、メモだけはしっかり残しておきたいと思います。がんばれド変態!

 

<メモ>

・前作もそうだけど、およそ宇宙飛行士訓練を受けていると思えないほど感情的・直情型な行動をとる。「アメリカ人のイメージ」そのままの行動をとる。

・手すりを触ると音が止まる地下鉄のところ良かった。ゆめにっきみたいで

・未来人?の登場シーンがゴレンジャーみたい!色使いはどうやって決めたんだろうか、話し合いだろうか。

・言葉を必要としないニュータイプ。ミサイルを"instrument"と表現していたのが印象に残った。1回だけかも?

・よくわからないものは力づくで解決するという、ゴリラのゴリラっぽさがよく出てる。(ゴリラに知り合いいないけど)

・キラーエイプ理論(キラーエイプ仮説)というものが当時流行っていたらしい。「ゴリラはゴリラを殺さない」というせりふ。

 

☆ノヴァのおっぱいについて☆

前作・今作共通でちょっと残念な点。

ノヴァという本作のヒロイン的な人間。森泉に若干似ているもののかなりスタイルがハリウッド的で、顔もバービー人形みたいで、ボロボロの衣服なんだけどぼいんぼいんで、寝そうになるたびに彼女のおっぱいの谷間が癒しを与えてくれるわけなんですが、

あれくらいの谷間をブラジャー無しでつくることは物理的に不可能です。いわんや彼女のボロ布一枚をや。走ってるときもノーブラ感ないっていうか”何かに支えられてる特有のおっぱいの動き”なんですね。あれが残念でした。

おっぱい見せろ!と言いたいのではなくて、あのボロ布の下に化学繊維のがっちりワイヤーブラをしていると思うと(そう思わざるをえないほどホールドされていて)、ただでさえ入り込みにくい現代人は一気に醒めてしまうというか、世界観が褪せてしまうので残念でした。

走るシーンでも原始っぽさがないというかナヨっとした女走りだったり、そもそも眉毛ってナチュラルボーンでこんな整ってる?何ならアイライン引いてるよね?とか。

SF映画っていちばん大切なのは「戻ってこなさ」だと思うんです。大切というか、私がSF映画を観るときに欲しているのは「戻ってこなさ」。その世界に引き込んでほしいのです。たった2時間やそこらでいいから、畳の部屋に、映画館に戻さないでほしい。ひょんなことで戻ってしまうんだなと改めて感じます。男性や子どもは思わないかも知れない所ですが。

あー、おっぱいについて熱く語るほど平和な人間でよかったです。

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