マッドマックス 怒りのデス・ロード
2015年/オーストラリア・アメリカ 原題/Mad Max: Fury Road 120min
監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ロージー・ハンティントン、ゾーイ・クラヴィッツ、ヒュー・キース・バーンほか
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車やバイクで戦いながらおじさんと女子が逃げてまた戻ってくる映画。青とオレンジがものすごく印象的。ナミビアの砂漠で撮影したそう。
2015年のアカデミー賞で最多6部門受賞、キネマ旬報のベストテンでも1位、国内国外どの映画サイトでも高評価、周囲に好きな人も多い!観ないわけにいかない!ということで観てみました。27年ぶりに制作されたシリーズ4作目、一体誰が続編の話を持ち上げたのか、すごいです。
私は今までのマッドマックスシリーズを観たことがありません。
「観たことない人でも大丈夫」と色んなとこで書いてあったので、安心してたんですが割と過去の事がちょくちょくフラッシュバックして…誰かな…?という感じでした。そして、最初から最後まで全力疾走で、観ていて疲れました。悪い意味ではないんだけど。ギュイーンていうカメラの動きとか、早送りしてるみたいな(してるんだと思うけど)動きの速さ、テンポの速さとかはほんとに凄かったです。色の鮮やかさとマッチするかのように、キャラクターの個性(行動)も分かりやすくて、疑問が残らず良かったです。90分くらいだったら『スカッとした』と言えてたかもしれません。
で…、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」じゃないですか。狂気に激怒にデスじゃないですか。おじさんが気が狂ったように激怒する話だと思っていたら、おじさんは特に怒らず、女子に囲まれてわりと温厚に座ってて、何だよと思いました。
<メモ>
日本映画界は、テレビ放送されるときのことを考えて「120分くらいにする」文化が近年あるそうだが、海外もそういうのあるのだろうか。個人的には2時間超えると長く感じるんだけど、最近はほとんど超える映画ばかりだ。