白いリボン
2009年/オーストリア、ドイツ、フランス、イタリア 144min
監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:クリスチャン・フリーデル、エルンスト・ヤコビ、レオニー・ベネシュ、ウルリッヒ・トゥクルほか
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いろいろ事件が起こるけど特に何も起こらないような暗い村の映画。撮影はカラーだったが編集で全部モノクロにしたそう。第62回カンヌ国際映画祭パルム・ドールほか多数受賞。
第一次世界大戦前夜のドイツ北部。プロテスタントの教えを信じる村人たちに、不可解な事故が次々と襲い掛かる。小さな村は不穏な空気に包まれ、村人は疑心暗鬼に陥り、子どもたちは苦悩を感じ始めていた。
あらすじを読んで、もっと残虐な話かと思っていたものの。バカ丸出しなのを恥じずに言えば、ものすごく退屈な映画。何度か寝そうになった。そしてとにかく長いので辛い。
故意の落馬事故、虐待事件、殺人ぎりぎりの暴力などが起こるものの全体的には何も起こらない。
いろんなメタファーというか、これはこれを表してるというような感じの作品なので、解説とかを読んで『ふーん』と理解したものの、なんていうか映画としては面白くなかった。賛美歌を歌う少年少女の場面があるので、ハネケの他の映画(何だっけ、ベニーズ・ビデオかな)を思い出した。自分の脳ではミツバチのささやきと同じ箱に入った。ミツバチのささやきはわかんなくても綺麗だし雰囲気で観れるのですが。
観てから結構日にち空いちゃったのもあるけど、うーん、脳みそ薄っぺらくて申し訳ないけど、とくに何も感想ないです。