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観た映画を記録するのみ。感想休止中。

コード・アンノウン

2000年/フランス・ドイツ・ルーマニア合作 113分

原題:CODE UNKNOWN/CODE INCONNU: RECIT INCOMPLET DE DIVERS VOYAGES

監督:ミヒャエル・ハネケ

出演:ジュリエット・ビノシュ、ティエリー・ヌーヴィックほか

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いろんな人間がいろいろする様をそのまま切り取った群像劇。カンヌ国際映画祭人道賞受賞。

特に大きな事件が起こるわけではない。家出とか家庭の不和とか差別、いじめなどがふんわり見え隠れするものの、それを抱えて戸惑ってる人々をそのまま冷徹に切り取って繋いだような映画。それがどんどん溢れそうになっていく人々に、観るものは嫌な気持ちになってくる。要はハネケ・オブ・ザ・ハネケというか、他の作品をすでに鑑賞済ならばこれを敢えて観る必要はそこまで無いかなっていうか、いや私はハネケ好きだから観たんですけど流石にハネケもたれがヤバかったですね。出た出た!ハイ出ました移民!って思いました。

「セブンス・コンチネント」とほぼ同じことを言っていて、「71フラグメンツ」と頭の中で混ざる、そんな映画だったような感じです。

 

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